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「子どもが独り立ちすると、今の家は大きすぎるように感じる」 「シニア・高齢者向けの住宅ってどんな物があるの?」 「まだ老人ホームは早いんじゃ……」 と考えている方も多いかと思います。 シニア向け住宅(高齢者住宅)に法的な定義はありませんが、おおよそ「バリアフリーで住みやすい住宅」や「老人ホーム」などを言います。老人ホームだけでなく、賃貸住宅や、マンションなどもありますよ。 この記事では ・シニア向け住宅(高齢者住宅)とはどんな建物か ・何歳から入る人が多いのか ・どんなサービスがあるのか を分かりやすく解説します。 介護の準備は「頭によぎったとき」がベストタイミングです。将来に備えて、どんな高齢者住宅があるか把握しておきましょう。
2021-12-29公開 2025-04-23更新
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ご高齢の方が生活しやすいようバリアフリーにされていたり、 生活のサポートが提供される住宅を「シニア向け住宅」や「高齢者住宅」と呼びます。
明確な定義はなく、その種類もさまざま。自立や要支援の方が入れる高齢者住宅もあれば、要介護認定を受けてからでないと入れない施設もあります。
また、高齢者住宅という言葉からは「老人ホーム」をイメージしがちですが、老人ホームではない高齢者住宅もあります。
「介護までは必要ないけれど、一人暮らしで体調が急変したら……?」という不安がある方のために、ナースコールが設置されている賃貸住宅などもあり、安心して生活できる点が魅力です。
老人ホームの入居条件は「原則65歳以上」や「要介護1以上」としている施設が多いです。
正確には施設ごとに異なり、60歳から入れたり、自立や要支援の方も入居できる施設もあります。
入居時の平均年齢を「老人ホーム」だけで考えると、80代(46.5%)が最も多く、90歳以上(23.8%)、70代(21.8%)といった割合になります。出典:https://news.mynavi.jp/article/20201121-1511594/
オススメ記事:老人ホーム・介護施設は何歳から入居可能?平均年齢や検討時期も解説
しかし、上記はあくまで平均年齢です。人ごとに体調や持病もさまざまで、平均より早いからといって後ろめたく思われる必要はありません。
また、老人ホームは「介護が必要になった人だけ入る施設」ではありません。
食事や掃除をしてくれる老人ホームに入り、家事の負担を減らす方もいます。レクリエーションやイベントに参加して、老後の人生をより楽しくしたい方もいますよ。
ここからは、ご体調や介護が必要な度合いごとに、オススメの高齢者住宅をご紹介します。
まずは、自立の方・介護度が低い方にオススメの施設を見ていきましょう。
※本記事で紹介する老人ホームの費用は、介護保険が1割負担の場合で計算しています。
サービス付き高齢者向け住宅(以下「サ高住」と呼びます)は、原則60歳以上で、自立または要支援、要介護の認定をもっている方が入居できる施設です。
正確には「老人ホーム」ではなく「高齢者の方向けの賃貸住宅」です。
段差がないバリアフリー設計で、高齢者の方も暮らしやすいお部屋です。1日1回の安否確認や、生活相談サービスなども使えますよ。
また、サ高住は一度契約すれば終身までお部屋を借りられる「終身建物賃貸借」といったプランもあります。普通の賃貸住宅は、定年退職したり年齢が高くなったりすると、契約更新ができない事例もあります。サ高住なら安心ですね。
なお、あくまで賃貸住宅ですので、施設側からは介護サービス(身体に触れて介護すること)は提供されません。介護が必要になったときは、在宅介護サービスをつかえば快適に生活できます。
サ高住の詳しいサービス内容や料金については、コチラの記事で解説しています。
オススメ記事:【わかる】サービス付き高齢者向け住宅の特徴、老人ホームとの違い
高齢者の方を対象にしたマンションが「シニア向け分譲マンション」です。
非常に高級で、1部屋 数千万円〜数億円することも。その分、娯楽が充実しています。
レストランがあったり、ジムやプールが併設されていたりと、高級志向の住宅が多いです。
基本は普通のマンションと同じなので、介護に関する設備の基準はありません。バリアフリーでない住宅もあるためご注意ください。ちなみに、サービス付き高齢者向け住宅やこの後紹介する老人ホームは、バリアフリーや、部屋の広さや設備に一定の基準があります。
また、シニア向け分譲マンションでは「自立した方のみ」という入居条件を設けていることも多いです。もちろん、入居後に介護が必要になったときは、在宅介護サービスを使って生活できます。
サ高住や老人ホームと異なる点は資産になることです。もちろん、資産になるとはいえ「購入した分譲マンションを売却するとき、売れない可能性もある」ことにはご注意ください。
老人ホームの一種である「住宅型有料老人ホーム」は、介護サービスが提供されない老人ホームです。食事の提供やお部屋の掃除、洗濯などの生活支援サービスがメインです。
そんな住宅型有料老人ホームには、介護度が低い方のみ入居を受け付けている施設があります。「自立型」などと呼ばれます。
介護が不要なのに老人ホームに入るのは何故かというと、家事の負担が減るためです。食事が提供されるので、食材を買いに行く必要もないですし、料理やお皿洗いの手間もありません。お部屋の掃除などもしてくれます。
また、他の入居者さんも自立または介護度が低い方が中心なので、レクリエーションも活発です。アクティブな娯楽を楽しめますよ。
自分の時間を増やして、より老後を楽しみたい人に選ばれている印象です。老後に余裕がある人に利用されるため、高級寄りな施設も多いです。
オススメ記事:【実はお得?】高級老人ホームの料金・特徴や選ばれる理由を徹底解説
ちなみに、自立の方・介護度が低い方向けの施設に入居したあと、介護度が高くなった場合は、介護付きの老人ホームに転居することが多いです。介護度2くらいまでは対応できるようにしていますが、介護度3以上の人はあまりいません。
要介護認定がない、自立の方が対象の施設です。
非常に数が少なく、県内に1つあるかどうか……くらいの老人ホームです。
施設側からは生活支援サービスが提供されます。食事の提供やお部屋の掃除など、家事の負担が減るのは嬉しいポイントですね。
また、娯楽が豊富なのも特徴です。ジムやプール、図書館、カラオケ、麻雀などなど、サークル活動も活発です。
共用スペースで他の入居者さんとお話ししたり、レクリエーションでいっしょに身体を動かしたり、コミュニケーションを楽しめる点も魅力です。
ただし「健康型」と名のつくとおり、介護が必要になったら退去しなければなりません。
続いて、介護が必要な方にオススメの高齢者住宅をご紹介します。
数ある老人ホームのなかでも、もっとも介護サービスが充実しているのが「介護付き有料老人ホーム」です。
施設の人員が多く、サービスの質も良いため、料金も高めです。
しかしその分、安心してゆったり生活できることから、とても人気のある施設です。
24時間体制で介護職員または看護職員がいて、食事の提供やお部屋の掃除、入浴介助、排泄介助まですべてサポートします。レクリエーションやイベントも多く、生活の質が高いことが特徴です。
さらに詳しいメリットやデメリットは、コチラの記事で解説しています。
オススメ記事:【初めての方へ】介護付き有料老人ホームとは?メリット・料金を解説
先ほど「自立型」の住宅型有料老人ホームを紹介しました。しかし実際は、自立型ではない、介護度が高くなっても住み続けられる施設の方が多いです。
住宅型有料老人ホームでは施設側から介護サービスは提供されませんが、在宅介護サービスを上手く活用すれば、重介護の方も生活できます。これはサービス付き高齢者向け住宅も同様です。
さらに、訪問”看護”が併設されている住宅型有料老人ホームでは、医療ケアが必要な方も積極的に受け入れていますよ。
必要な介護サービスだけ選んで契約できるので、無駄な出費をおさえられる点も魅力です。
住宅型有料老人ホームについてより詳しく知りたい方は、コチラの記事をご覧ください。
オススメ記事:住宅型有料老人ホームとは?特徴・料金・メリットや他との違いを解説
特別養護老人ホームは社会福祉法人や医療法人、自治体が運営する老人ホームです(これまで紹介した老人ホームは、民間企業が運営しています)。
介護サービスが24時間途切れることなく提供され、終身にわたって利用できます。
また、料金も安いです。家賃・食費・介護費など含めて月額15万円ほどで収まります。
収入にあわせて利用料金が変わるので、老後の貯金にあまり余裕がない人も利用しやすい施設です。国民年金だけで老人ホームに入りたい方は、特別養護老人ホームが第一候補になるでしょう。
オススメ記事:【パターン別】老人ホームの費用シミュレーション・料金の仕組み解説
デメリットは入居難易度の高さ。
原則、介護度が3以上でないと入居できません。
人気のため空室がなく、入居待ちも多いです。
グループホームは認知症の方を主な対象にした老人ホームです。
「ユニット」と呼ばれる、9人の少人数で共同生活を送ります。共同生活といっても、中央にリビングがあり、その周りにきちんとした個室が用意されています。
この「ユニット」には、認知症の方が住みやすく、そして認知症の進行を和らげる工夫が凝らされています。
「リビングと個室」を作り、いつものお家と近い環境にすることで、環境変化が苦手な認知症の方も安心して生活を送れるようにしています。少人数で生活するため、人間関係の変化が少ないこともポイントです。
また、リビングで他の入居者さんとコミュニケーションすることで、認知症の進行も和らげます。
高齢になると、高齢者住宅や老人ホームに転居しなければならない……ことはありません。
住みなれた家で生活を続けることも可能です。
「在宅介護は大変そう……」という印象をお持ちの方も多いかと思います。確かに、ご家族だけで介護するのは大変です。
しかし、近年は在宅介護を支えるサービスが充実しています。
これらを上手に活用することで、負担を減らしながらお家で生活を続けられます。
【在宅介護や施設介護サービス(一例)】
訪問介護 (ヘルパー) | お部屋にヘルパーさんが来て、ご飯を作ったり、生活の介護をしてくれる |
訪問看護 | お部屋に看護師さんが来て、健康チェックや点滴の交換などをしてくれる |
訪問リハビリ | お部屋にリハビリの専門家が来てくれる |
通所介護 (デイサービス) | 在宅介護サービス事業者の施設に行き、ご飯を食べたり、レクリエーションをしたり、生活の介護を受けられる |
通所リハビリ (デイケア) | 理学療法士、作業療法士などのリハビリ専門スタッフがいる施設にいき、「機能の維持回復訓練」や「日常生活動作訓練」のリハビリサービスを受けられる |
上記サービスは要介護認定をお持ちであれば、原則1割の自己負担で利用できます。
もちろん「在宅介護サービスがあるから、老人ホームはいらない」という話にもなりません。在宅介護サービスを使ってもご家族のご負担はありますし、ストレスになることも多いです。
1つの基準として「自立排泄」ができなくなったら、老人ホームへの入居を一度検討してみてください。詳しくはコチラの記事で解説しています。
ここからは、高齢者住宅を探すときの注意点や、おさえておきたいポイントをご紹介します。
お客様から「介護を考えるタイミングはいつ?」というご質問をよくいただきます。
介護は、遅かれ早かれ始めるものです。私たち「シニアホームの窓口」では、「頭によぎったときがタイミングです」とお答えしています。
介護に後ろめたいイメージを感じる方も多いと思いますが、早めに準備しておけば怖いものではありません。老後の人生をより長く楽しんでいただくためにも、頭によぎったときに準備するのがオススメです。
準備が遅れて、老人ホームの見学に行けない身体状況になったり、認知症が重度に進行して判断能力がなくなったりすると、老人ホーム探しも何かと苦労します。
まずはご家族で、老後について話す機会を作ってみましょう。切り出しにくいかもしれませんが、ときには腹を割ってお話しすることも重要です。
老人ホームに入居するとき、要介護認定を求められることがあります。
65歳以上の方で、杖を使うようになったり、身体に不自由を感じる方は、要介護認定をしてみましょう。要介護認定をもつと、介護保険が適用されるサービスを原則1割の自己負担で使えるようになります。
65歳未満で申請する条件や、詳しい申請方法はコチラで解説しています。
オススメ記事:【初めての方向け】要介護認定とは?仕組みや取り方・注意点を解説
賃貸住宅にしろ、老人ホームにしろ、どの施設も見学を受け付けています。
電話をかければ喜んで応じてくれますので、ぜひお気軽に見学してみてください。
まわりの商業施設に何があるか、現地までのアクセスは良好か……などなど、見学してみないと分からないこともたくさんあります。
老人ホームの見学については、コチラの記事で詳しくまとめています。あわせてご覧ください。
オススメ記事:YES/NO診断|老人ホーム・介護施設の選び方と見学ポイント解説
高齢者住宅の種類によって、お部屋の広さや設備基準が異なります。
あらかじめ確認しておきましょう。
【有料老人ホーム(※1)の設備基準(一部抜粋)】
※1 有料老人ホームとは、介護付き有料老人ホーム、住宅型有料老人ホーム、健康型有料老人ホームのこと
【サービス付き高齢者向け住宅の設備基準(一部抜粋)】
なお、シニア向け分譲マンションは基準自体がありません。バリアフリーではない住宅もありますので、事前に見学しておくと安心ですね。
ご高齢の方が安心して暮らせる「高齢者住宅」についてご紹介しました。
もちろん、はじめから介護サービス付きの老人ホームに入居する必要はありません。
困った部分だけ助けてくれる在宅介護サービスや、食事の提供や家事サポートだけ提供される高齢者住宅を活用して、出費をおさえながら快適な生活を続けましょう。
在宅介護サービスを使ってもお家での生活が難しくなってきたら、老人ホームをご検討ください。
私たち「シニアホームの窓口」ではオススメの老人ホームや、在宅介護サービスの使い方もご説明しています。もし、どんなサービス・老人ホームが良いか分からない方は、ぜひお気軽にご相談ください。
総合介護事業会社で有料老人ホーム、グループホームなどの利益改善責任者を担当したのち「シニアホームの窓口ナビ」を立ち上げ。介護現場での経験をもとに「老人ホーム選びのホンネ」を解説しています。
この記事の監修者
・介護付き有料老人ホームってどんな施設? ・どんな介護をしてもらえる施設なの? ・ほかの施設と何が違うの? このように考えている人も多いでしょう。 介護付き有料老人ホームはサービスが豊富で、人気の老人ホームです。 しかし、施設によっては使えないサービスや入居条件なども異なりますので、事前に確認しておきましょう。 そこで今回は、以下について解説します。 ・介護付き有料老人ホームの特徴 ・費用やサービス内容 ・メリット・デメリット ・ほかの老人ホームとの違い 介護付き有料老人ホームについて詳しく知りたい方は、参考にしてみてください。
・老人ホームの種類が知りたい ・それぞれの施設にはどのような特徴があるの? ・高齢者本人に合う施設はどのように探せばいいの? このようにお考えではないでしょうか。 老人ホームはさまざまな種類があり、施設ごとにサービス内容・費用・入居条件などが大きく異なります。 入居を考える際には、事前に各施設の特徴を理解したうえで、本人の身体機能や希望に合わせて施設を選ぶのが大切です。 そこで本記事では、以下の内容について解説します。 ・老人ホーム9種類の紹介 ・老人ホームを選ぶオススメの5ステップ ・施設選びに迷った場合にオススメの相談先3つ 記事の最後には、老人ホームへの入居にまつわるよくある質問に回答しています。 ぜひ最後までお読みください。
「老人ホーム」と「介護施設」は何が違うの? と疑問に思う方が多いのではないでしょうか。 意味の違いがあいまいなので、調べてもスッキリしない方もいるかと思います。 この2つは介護に関する法律上では、意味にハッキリと違いがあります。 施設選びで後悔しないように、違いをチェックしておきましょう。 介護知識がない方にも分かりやすいようにまとめております。 ぜひ最後までご覧ください。
・住宅型有料人ホームとはどんな介護施設なのか知りたい ・料金やサービス内容もくわしく知りたい ・ほかの老人ホームとの違いが気になる このようにお考えではありませんか? 結論からいうと、住宅型有料老人ホームとは、必要なケアを選んで充実した生活を送れる介護施設です。 施設によって入居条件やサービス内容に違いがあるため、事前に確認しておきましょう。 この記事では、以下の内容について解説しています。 ・住宅型有料老人ホームとは ・住宅型有料老人ホームの入居条件 ・住宅型有料老人ホームと他の老人ホームとの違い ・住宅型有料老人ホームのメリット ・住宅型有料老人ホームのデメリット ・入居の流れ 住宅型有料老人ホームについて詳しく知りたい方は、参考にしてください。
「サービス付き高齢者向け住宅とはどのような施設なの?」 「サービス付き高齢者向け住宅は老人ホームと違うの?」 「サービス付き高齢者向け住宅に入るための条件はなに?」 このような疑問をお持ちではありませんか? 結論からいうと、サービス付き高齢者向け住宅とは、「バリアフリー対応の高齢者向け賃貸住宅」です。 賃貸住宅でありながら、さまざまなサービスを受けられます。 この記事では、以下の内容について紹介します。 ・サービス付き高齢者向け住宅とは? ・サービス付き高齢者向け住宅の入居条件 ・サービス付き高齢者向け住宅のサービス内容 ・サービス付き高齢者向け住宅の費用相場 ・サービス付き高齢者向け住宅の設備基準や人員配置 ・サービス付き高齢者向け住宅とほかの施設との違い ・サービス付き高齢者向け住宅のメリットおよびデメリット ・サービス付き高齢者向け住宅入居の流れ サービス付き高齢者向け住宅について関心のある方や詳しく知りたい方は、ぜひ最後までご覧ください。
サービス付き高齢者向け住宅
東京都中野区南台3-46-5
入居時:0円
月額:17.6万円
サービス付き高齢者向け住宅
東京都世田谷区成城8-20-1
入居時:97.8万円〜5,788.8万円
月額:20.6万円〜60.8万円
介護付有料老人ホーム
東京都練馬区谷原2-7-14
入居時:28万円
月額:24万円
住宅型有料老人ホーム
東京都板橋区小茂根3-2-15
入居時:0円
月額:20万円
介護付有料老人ホーム
東京都世田谷区船橋6-23-18
入居時:0円〜1,336万円
月額:21.6万円〜62.9万円