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前回のコラムで「フレイル」をご紹介しました。健康な状態と、介護が必要な状態のちょうど間を示す言葉でしたね。 このフレイルからさらに進むと要介護となります。そしてフレイルを予防するには栄養(食・口腔機能)・運動・社会参加の3つが重要でした。 そこで今回のコラムでは、この3つ全てにつながるウォーキング習慣の始め方をご紹介します。
2023-06-09公開 2024-09-19更新
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さて、ウォーキング習慣の前に、歩き方をセルフチェックしてみましょう。以下は、ご高齢の方に共通する歩き方の特徴です。
このような特徴が現れるのは筋力の低下が主な原因です。
運動を億劫に感じるのは普通の感情です。加えて年齢が高くなると、自然と筋力が落ちますから、ちょっとした距離だとしても歩きたくなくなるのは当然のことです。
ところが厄介なことに、歩かなくなると、もっと筋肉が落ちて、もっと歩きにくくなります。もっと歩きにくくなると、もっともっと歩きたくなくなって……と、悪い循環が生まれてしまいます。
もし今「あんまり歩きたくない」と感じていらっしゃれば、このままだとさらに歩きにくくなるかもしれません。逆に言えば、今が1番、歩きやすいとも言えます。
この先も元気に歩ける身体を維持するために、ウォーキング習慣を始めてみるのはいかがでしょうか。
1日20分、お散歩をしてみましょう。もちろん無理に頑張る必要はありません。20分が辛ければ、10分でも良いですよ。
20分という数字は目安です。厚生労働省の「健康づくりのための身体活動基準2013」では65歳以上の高齢者は「毎日40分身体を動かすこと」プラス、ウォーキングなどを「1回30分以上・週2日以上」やることで、筋力の維持・回復が期待できる……とされています。
大切なのは最初の1回をやってみること、そして何より、楽しく続けられること。無理ない程度に、歩いてみましょう。ご両親や息子・娘さんといっしょに始めてみるのも楽しそうですね。
まだ杖を使わずに歩ける方はそのまま。猫背になってしまう方や、杖が必要な方、どうせ始めるなら本格的に始めてみたい方は、ストックを使ってのウォーキングにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
街中で、下の写真のように、スキーのストックを持って歩いている方をみたことはないでしょうか。「なぜで街でストックを?」と疑問に思ってしまいますね。
画像引用:https://www.city.kyotango.lg.jp/top/soshiki/kenkochoju/kenkosuishin/3/5/3544.html
このようにストックを使って歩くことを「ポールウォーキング」といいます。実はストックが杖の役割を果たしていて、ご高齢の方のウォーキングにおすすめなのです。
ストックは2本両手で持つので安定感も抜群。転倒を予防できます。一本杖のように体が左右に傾くこともなく、背筋が伸びやすいので、正しい姿勢で歩けます。手の運動にもなりますよ。
スポーティな見た目で格好も良いですね。
ポールは百貨店やスポーツ用品店、通販などで入手できます。値段はピンキリ。高いものは1万円を超えますが、2,000円くらいで手に取りやすいものもありますよ。
ウォーキングをするときは、”かかと”から地面につけるように心がけましょう。すり足のようにつま先を下げて歩くとつまずきやすく、転倒の危険性が高まります。
靴は歩きやすく軽いものを選びましょう。靴が軽ければ足も上がりやすく、つまずきにくくなりますよ。脱ぎ履きしやすいように作られた「ケアシューズ」を使ってみるのも良いかもしれません。
画像引用:https://www.scrio.co.jp/fs/kaigo/shoes-outdoor/gd18389
さて、フレイルのお話に戻りましょう。フレイルを予防するには栄養(食・口腔機能)・運動・社会参加の3つが重要でしたね。
ウォーキングで運動はOKです。運動するのでお腹も減りますから、栄養もしっかり取れますね。最後の社会参加が残っています。
お一人、またはご夫婦や息子・娘さんと歩くだけでも楽しいですが、ぜひ、新しいお友達と一緒にウォーキングを楽しんでみてはいかがでしょうか。趣味や最近のニュースを話しながら歩くのも楽しい時間ですよ。家族以外との繋がりを持ち、社会参加が出来ます。
各地域に高齢者向けのウォーキング仲間の集いがあるかと思います。お近くの地域包括支援センターに聞いてみると良いでしょう。ポールウォーキング教室が開催されていることもありますよ。
コラム第16回「要支援になるとお金はどれくらいかかる?」
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総合介護事業会社で有料老人ホーム、グループホームなどの利益改善責任者を担当したのち「シニアホームの窓口ナビ」を立ち上げ。介護現場での経験をもとに「老人ホーム選びのホンネ」を解説しています。
この記事の監修者
65歳を超えるとぼんやりと頭に浮かぶ「介護」の言葉。 では実際のところ、何歳から始めるのでしょうか。コラム第1回は、介護がいつから、どうやって始まるかについてお話しします。
介護と言えば、老人ホームが思い浮かびます。もちろんとても便利な場所ですが、介護が始まったからといって、すぐに老人ホームに入居する必要はありませんよ。
「介護をするには、親と一緒に住まなければならない」 と、すぐにお仕事を退職される方もいらっしゃいます。 大変お優しい判断で、そのお気持ちを否定する気は毛頭ありませんが 実はお仕事を辞めなくても親の介護は可能です。 コラム第3回は、介護とお仕事の両立についてお話しします。
前回のコラムでは、要介護度を一気にあげないための転倒対策を中心にご紹介してきました。介護保険を使って福祉用具をレンタルしよう、というお話でしたね。 今回は、身体機能の維持に注目。いつまでも元気でいるために、要支援1〜2のころから意識しておきたい対策を見ていきましょう。 もちろん要支援になっていない方にも役立ちます。対策は早いに越したことはありませんよ。
要支援1〜2では、介護予防サービスを利用できるようになります。その名の通り、要介護になることを予防するサービスです。要は「できるだけ長く元気でいるために、早めに対策しよう」というお話です。 身体機能を維持したり、社会参加の場所を作ったりと、様々なサービスがあります。特に利用したいのは転倒予防の対策。手すりなどの設置にも介護保険が使えます。
介護付有料老人ホーム
東京都東村山市野口町3-12-40
入居時:0円〜200万円
月額:16.3万円〜18.6万円
介護付有料老人ホーム(サービス付き高齢者向け住宅登録済)
東京都立川市幸町2-53-1
入居時:0円
月額:20.9万円〜23.8万円
高齢者グループホーム
東京都立川市錦町3-8-10
入居時:12.6万円
月額:13.5万円
介護付有料老人ホーム
東京都八王子市大塚415-3
入居時:0円〜780万円
月額:14万円〜29.5万円
介護付有料老人ホーム
東京都日野市万願寺2-34-7
入居時:0円〜1,080万円
月額:19.7万円〜51.1万円