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・体験入居する際のチェックすべきポイントは? ・体験入居を申し込むまでにしておくべきことは? ・体験入居から契約までの流れを知りたい このような悩みや疑問を抱えてはいませんか。 入居者本人にふさわしい老人ホームを選ぶには、入居前に体験入居をおこなうことが重要です。 事前にチェックポイントを把握したうえで体験入居をおこなうと、実際の施設生活がリアルに想像でき、後悔のない施設選びにつながります。 そこで今回は、以下の内容を解説します。 ・老人ホーム体験入居時のチェックポイント ・老人ホーム選びで体験入居が重要な理由 ・老人ホームに体験入居する前にすべきこと ・老人ホームの体験入居から契約までの流れ 記事の後半には、体験入居に関するよくある質問にもお答えしていますので、ぜひ最後までお読みください。
2024-08-13公開 2025-05-12更新
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臨床経験4年の現役理学療法士。地域の高齢者の豊かな暮らしを支えるために、訪問リハビリの業務をおこなう傍ら、これまでに得た知識や実務経験を活かし、医療・介護専門ライターとして精力的に活動している。
この記事の執筆者
まず、老人ホームに体験入居する際にチェックすべきポイントを5つ紹介します。
ひとつずつ見ていきましょう。
老人ホームに体験入居する際は、施設環境をしっかりと確認しましょう。
施設環境が悪いと、ストレスや苦痛を感じる原因となり、生活の質に大きな影響を及ぼしかねません。
具体的なチェックポイントには、以下のものがあります。
設備の内容や広さだけでなく、快適に暮らすために衛生面や周囲の音なども、あわせて確認するのがオススメです。
充実した施設生活には適切なサービスを受ける必要があるため、体験入居時には、各サービスの内容や質を確認しましょう。
老人ホームでは施設スタッフが、以下のようなサービスを提供しています。
また、医師や看護師による医療的・看護ケアが受けられる施設もあります。
本人に必要なサービスを事前に考慮したうえで、実際に提供しているサービス内容を確認すると、有意義な体験入居につながるでしょう。
他入居者や施設スタッフの雰囲気は、快適な暮らしを送るための重要な要素のひとつです。
施設内の雰囲気は、紙面や画面上での理解がとくに難しいため、体験入居期間中にしっかりとチェックしましょう。
入居者とスタッフ間で良好な関係を築けている施設や、入居者同士で活発にコミュニケーションをとっている施設は、雰囲気のよい施設だといえます。
また、共同生活を送ることになる他入居者の事前確認は、対人トラブルの予防にもつながります。
食事は暮らしの楽しみとなるため、施設で提供される食事内容は、事前に確認すべき重要なポイントです。
老人ホームでは各入居者の嚥下・健康状態にあわせた食事が提供されますが、献立は各施設で異なります。
食事内容のチェックポイントは、以下のとおりです。
老人ホームによっては試食も可能なため、本人が楽しめる食事内容が提供されているか、体験入居期間中にしっかりと確認しましょう。
なお、施設の食事内容や確認ポイントについては、以下の記事でくわしく解説していますので、あわせてご覧ください。
オススメ記事:老人ホーム選びに食事で見るべきポイントとは?管理栄養士が解説!
老人ホームに体験入居をおこなう際は、施設周辺の環境も確認しましょう。
施設周辺の充実した環境は、外出意欲の増加やリフレッシュ効果などをもたらし、実りある施設生活につながります。
施設周辺の環境については、以下のポイントを確認するのがオススメです。
また、ご家族が定期的に施設に通うには、立地条件もあわせて確認するのが重要です。
自宅からの距離が近かったり交通利便性が高かったりする場所に立地していると、施設訪問に対する心理的負担の軽減につながるでしょう。
なお、老人ホーム選びにおける立地条件のポイントについては、以下の記事でくわしく解説していますので、あわせてご覧ください。
オススメ記事:老人ホーム選びで重要な5つの立地条件!選ぶ際の注意点もあわせて解説
そもそも体験入居は本当にすべきなのか、疑問に感じている方もいるのではないでしょうか。
入居前の体験入居は、本人にふさわしい施設を選ぶにあたっての重要な判断材料となるため、非常に大切です。
体験入居をおこなう最大のメリットは、入居者同様のサービスを実際に受けられて、施設入居後の生活をリアルにイメージできるところにあります。
パンフレットや見学だけで施設の雰囲気を理解しきるのは難しいため、実際の施設生活を体験できると、後悔のない選択につながります。
入居者のなかには、老人ホームが人生の最期を過ごす場所になる方もいるため、本人・ご家族の双方が納得できる施設を選ぶことが重要です。
施設選びに迷っている方や施設生活に不安を感じる方は、ぜひ体験入居を検討し、適切な判断をおこなうための材料にしてみてください。
なお、老人ホームで受けられるサービスや一日の流れをくわしく知りたい方は、以下の記事をあわせてご覧ください。
オススメ記事:【心配無用】老人ホームの一日の流れをタイムスケジュールでくわしく紹介
ここでは、老人ホームに体験入居するにあたって、事前にすべきことを3つ解説します。
それぞれ見ていきましょう。
本人の思いや身体機能などを考慮しつつ、入居の候補先となる老人ホームを探しましょう。
施設を探す前には、まず各施設の特徴や入居条件を確認する必要があります。
施設の種類によって、特徴や入居条件がそれぞれ異なるためです。
各施設の特徴や入居条件は、以下のとおりです。
【施設名】 | 【特徴】 | 【入居条件】 |
特別養護老人ホーム(特養) | 長期的な入所が可能であり、入所費用を安く抑えられる | 原則要介護3以上 |
介護老人保健施設(老健) | 在宅復帰を目的とした質の高いリハビリを受けられる | 原則要介護1以上 |
介護医療院 | ほかの施設では対応が難しい、高度な医療的ケアを受けられる | 原則要介護1以上 |
ケアハウス(軽費老人ホーム) | 比較的安価な入居費用で、日常生活に必要なサポートを受けられる | 要介護認定を受けていない自立した方でも、入居可能なケースあり |
介護付き有料老人ホーム | 必要な介護サービスを24時間体制で受けられ、日々のレクリエーションが充実している | 原則要介護1以上 |
住宅型有料老人ホーム | 生活支援サービスが充実しているほか、レクリエーションやイベントなどの娯楽も充実している | 原則自立・要支援の方 |
グループホーム | 認知症に特化した介護サポートを受けられる | 原則要支援2以上で、認知症の診断を受けている方 |
サービス付き高齢者向け住宅 | 自由な外出や外泊が可能であり、自由度の高い施設生活を送りやすい | 要介護認定を受けていない自立している方でも入居可能 |
シニアレジデンス | ・バリアフリー構造かつ設備が充実した施設内で、安心した老後生活を送るための必要なサービスが提供される ・賃貸や利用権で契約できる | 健康状態が良好であり、入居時自立の方 |
各老人ホームの特徴や入居条件をくわしく知りたい方は、以下の記事をあわせてご覧ください。
オススメ記事:【図解あり】老人ホーム9種類の特徴・入居条件・費用をくわしく解説
なお、希望の施設を探す際は、施設事情にくわしいプロに相談するのがオススメです。
施設探しのプロに相談すると、入居に必要な知識を理解できたり、不安や疑問点をいち早く解消できたりします。
当サイト「シニアホームの窓口」では、相談者の思いに寄り添ったうえで、最適な施設の提案をおこなっています。
相談料は無料ですので、ぜひお気軽にご相談ください。
ご入居・施設探しの無料相談はこちらから
体験入居前は、興味関心のある老人ホームを複数ピックアップし、施設見学をおこないましょう。
複数の施設で比較検討すると、入居目的や希望に沿った施設を見つけやすく、有意義な施設見学につながります。
また施設見学をおこなう際は、事前に確認したいポイントや疑問点などを整理してから、見学するのがオススメです。
施設見学時のくわしいチェックポイントについては、以下の記事で解説していますので、あわせてご覧ください。
オススメ記事:【失敗しない】老人ホームの適切な選び方!施設見学時のポイントも解説
体験入居の際に必要な持ち物も、事前に不備なく用意しましょう。
必要な持ち物には、以下のような例があります。
【必要な持ち物】 | 【具体例・注意点】 |
衣類 | 下着・寝巻き・靴下など ※滞在日数に応じて必要分を用意する ※普段着は施設側で用意されているケースもあり |
靴 | 室内シューズ・外出用シューズ ※普段から履き慣れたものを用意する |
口腔ケア用品 | 歯ブラシ・コップ・フェイスタオル・入れ歯ケースなど |
入浴用品 | シャンプー・リンス・バスタオルなど ※基本的に施設で用意されているが、普段から愛用しているものがあれば、別途用意するのが望ましい |
消耗品 | おむつ・ティッシュペーパーなど ※滞在日数に応じて必要分を用意する |
薬・福祉用具・医療用具(必要に応じて) | 杖・下肢装具・補聴器・メガネなど |
介護保険被保険者証・介護保険負担割合証 | ※介護サービスを利用する際に必要となる |
そのほか必要な持ち物は施設によって変わるため、事前に施設に確認するのが望ましいです。
なお、貴重品や刃物類など持ち込みができないものもあるため、ご注意ください。
老人ホームに体験入居してから契約に至るまでは、以下の流れで進みます。
ステップ1:体験入居
ステップ2:入居の申し込み
ステップ3:入居審査
ステップ4:契約・入居
それぞれ解説します。
施設見学で入居したい老人ホームを絞れたら、体験入居を申し込みしましょう。
施設のスケジュールに沿った実際の生活を体験し、安心して過ごせるかどうかの最終確認をおこないます。
なお、体験入居をおこなう際は、施設のルールやマナーを守ることが重要です。
スタッフの迷惑になる行為や他入居者のプライバシーを侵害するような行動には、くれぐれもご注意ください。
体験入居を経て入居する老人ホームが決まったら、必要書類を用意し、入居の申し込みをおこないます。
必要な書類の例は、以下のとおりです。
提出する書類に不備がないように、必要書類は施設側に事前確認しておきましょう。
申請から取得までに一定期間を要する書類もあるため、余裕をもって準備するのが望ましいです。
施設担当者との事前面談や体験入居時の様子、健康診断書などの情報をもとに、入居審査がおこなわれます。
入居審査をおこなっても、必ずしも希望の施設に入居できるとは限りません。
入居予定者の健康状態や問題行動の有無、経済状況などを加味したうえで、なかには入居が難しいと判断されるケースもあります。
ただし、入居審査に落ちたとしても、すべての施設に入居できないわけではないので、あまり深刻に考えすぎないのが大切です。
条件を変えて入居しやすいほかの施設を探したり、地域支援包括支援センターやケアマネジャーのような支援先に相談したりしましょう。
審査が無事に通ったら、本契約をおこない、いよいよ入居となります。
入居にあたって、事前に住所や年金、ライフライン関係(水道・ガス・電気など)の契約変更手続きを忘れずにしておきましょう。
入居直後はとくに、生活環境の大きな変化や他者との共同生活などから、不安やストレスを抱える方も少なくありません。
快適な施設生活を送るには、本人が安心できる持ち物の持参や定期的な面会など、家族のサポートも重要な要素です。
老人ホーム体験入居に関するよくある質問にお答えします。
A:施設によって異なりますが、1泊5,000円〜15,000円程度のところが多いようです。
なお、体験入居期間中は介護保険適用外であり、介護サービスにかかる費用は全額自己負担となるため、ご注意ください。
A:1泊〜1週間ほどの入居が一般的であり、なかには1か月と長期間入居できる場合もあります。
滞在日数により費用は増減するため、施設の雰囲気や過ごし方を確認するのはもちろんのこと、予算にあわせた期間で体験入居をおこないましょう。
オススメの体験入居期間は1週間です。1週間で介護サポートがおおよそ1巡します。全体の流れを体験することができます。
A:複数の施設で迷っている方や施設選びを後悔したくない方には、施設見学と体験入居のどちらもおこなうことをオススメします。
施設見学と体験入居は、それぞれ以下のような役割があります。
施設選びにおいて、体験入居は必ずしもおこなう必要はありません。
しかし、事前の施設見学とあわせると、入居後の生活がリアルにイメージでき、自信をもって決断できるでしょう。
今回は、老人ホームに体験入居する際のチェックポイントや体験入居が重要な理由、体験入居までにすべきことなどを解説しました。
体験入居時のチェックポイントには、以下の5つがありました。
実りある施設生活を送るには、入居者本人にふさわしい老人ホームを選ぶことが非常に大切です。
施設選びに不安を感じる方が多いのも事実ですが、体験入居を活用することで不安軽減につながります。
本記事で紹介した内容を参考に、施設のマナーやルールを守ったうえで、有意義な体験入居をおこないましょう。
シニアホームの窓口では、施設入居に必要なサポートを提供するだけではなく、介護する側・される側の皆さまの役に立つ情報も発信しています。
無料相談も受け付けていますので、介護でお悩みの方は、お気軽にご相談ください。
総合介護事業会社で有料老人ホーム、グループホームなどの利益改善責任者を担当したのち「シニアホームの窓口ナビ」を立ち上げ。介護現場での経験をもとに「老人ホーム選びのホンネ」を解説しています。
この記事の監修者
介護付有料老人ホーム
東京都世田谷区上馬4-30-6
入居時:0円〜3,180万円
月額:34.8万円〜124.7万円
介護付有料老人ホーム
東京都府中市宮町3-10-1
入居時:0円〜900万円
月額:23.1万円〜36.6万円
介護付有料老人ホーム
東京都新宿区下落合2-19-27
入居時:249.5万円〜6,098万円
月額:27.4万円〜111.4万円
介護付有料老人ホーム
東京都新宿区中落合3-27-10
入居時:0円〜1,200万円
月額:22.8万円〜42.8万円
介護付有料老人ホーム
埼玉県行田市持田2576
入居時:0円
月額:16.8万円